ADVで行く秋の大井川、奥静岡の自然を堪能

紅葉シーズンが本格的に到来という事で、近隣でもツーリングルートの選択に困るくらいです。

まあせっかくなので、以前「ゆるキャン△3聖地巡礼」で訪れた大井川沿いの紅葉を見に行きました。


さて、本題に入る前に昨日この「SSブログ(旧ソネットブログ)」の運用が終了する旨の通知がありました。

まあサービス内容が縮小するばかりで、というよりブログ文化自体が下降傾向とあれば、ここの閉鎖も近い将来ありあえるとは考えていました。

自分はブログ自体続けるつもりなので、SSブログ推薦の移行先にとりあえずこのブログは移して過去記事は存続させたうえで、別のサイトでの新設を予定しています

まあ、出来れば定番で利用者数が多く、今後も安心して活動できるサイトが好ましいので、色々検討中です。


本題のツーリングです。

今回は紅葉前線の動向と当日快晴でツーリングを楽しめ天候を考慮して、行く先は大井川遡上で。日程は21日に出発して、22日目いっぱい現地を楽しめるようにしました。

21日は早朝は雨でなかなか出発できませんでしたが、ある程度小雨の中9:00頃自宅を出てました。


朝早く出ていれば下道の抜け道主体でノンビリ現地に向かいたかったのですが、遅れた分圏央道を利用して、新四号五霞町まで走って圏央道に乗り、相模原ICで降りて宮ケ瀬湖経由で伊勢原付近で246号に乗るコースを取って時短してみました。

宮ケ瀬湖に行く著中休憩で寄ったファミマに、今まで見た事が無いくらい沢山のサイクルハンガーがあります。


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そういえばここはあの「ヤビツ」に通じるルートで、通称「裏ヤビツ」だったんですね。

土日になると溢れるくらいここに自転車が集結するそうです。

この日は終日ほぼ曇りやにわか雨ですが、レインウェアを出すほどでも無く、夕方には宿泊地の富士市にたどり着くことが出来ました。



翌日22日は朝から良い天気で、気温も冷え込んでいて空気も澄んでいて、ホテルの駐車場に出ると、綺麗に白い綿帽子をかぶった富士山がくっきり見えました。


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やっぱり富士山はこの姿に限りますね!


この日は富士市から国道1号線で島田方面に向かいますが、下流域はまだ紅葉が進んでいないので、安部川を渡る手前で右折して県道27号線を上って、直接井川方面に向かいます。


かなり上ったところで景色が良いので記念撮影です。


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途中で富士見峠展望休憩所によります。


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遠目に見えるのは南アルプスですね。


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此処まで登ると結構寒いです。

まあ、栃木の早朝出る装備で走っていますから、この程度なら問題ありません。





結構険しい山道をひたすら走って、ようやく井川湖が見えてきました。


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驚いた事にこんな山道ですが数台のロードバイクが登っていました。

コレを撮影した場所でロードバイクの御主人と会話しました。

同じロード乗りとしては、エンジン付きで此処まで来たのは、ほんのチョット後ろめたさがあるんですよね(苦笑)


井川ダムの管理センターの広場から見た風景です


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全体に紅葉は見頃ですね。

平日ですが結構観光客が来ています。


この時点で11:00に成っていたので、畑薙には向かわず下流に下って千頭でお昼を取る事にします。

所がGoolMapを見ると、何と「通行止め」の表示が!!

イヤイヤこのまま同じ道戻るの嫌だと、本当にそうか確認するために下っていくと、車が止まっていて警備員が居ます。


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事情を聴いたら時間制限で通行止めで擁壁補強工事をしているそうで、12時から通行できますとのことで、この時点で11:30だったので待つことにします。

GoolMapの情報は、リアルタイムで役に立つ事も多いですが、地元の人に聞くなどして、状況確認は自分で確認してみるのが基本ですね。


待ち時間の間、景色の良い場所に移動して撮影です。


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いろは坂の様に一面染まっているという感じではありませんが、これはこれで綺麗です。




12:00に開通して、千頭駅を目指します。

さてランチは千頭駅付近と成れば、前回食べられなかった此処のダムカレーですね。


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カレー自体はあっさりしているのですが、甘みとコクがあって、付け合わせのサラダも美味しく、エビフライとの組み合わせは抜群でした。


ある程度食べ進んだ時点で「カレールーの放流」です(笑)


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お店にいて気が付いたのですが、若いカップルやグループがゆるキャン△聖地巡礼しているのはよくある風景ですが、こういう写真撮ったりスタンプラリーしている「アニオタに見えない普通のオジサン」が一人で来ているケースが結構多いようです。

まあ、自分もそうなのですがね(苦笑)。

あっ、ごめんなさい!自分は見掛けから普通のオジサンには見えないですね。


ゆるキャン△の観光振興は、一過性でなくまず地元が結構楽しんでこのコンテンツを大切にしている感じは受けていましたが、ファン層のすそ野が広い事と、それを掘り当てて広く展開したことも長続きの一つの要因なのかもしれませんね。



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残念ながら「豚串焼き」は定休日で食べられませんでしたが、「抹茶ソフト」はゲットです。


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自分、日本中でご当地ソストクリーム食べてますが、ソフトクリームは乳脂肪が高いと「アピールしたいご当地食材の風味が消える」ケースが有るんです(笑)

この抹茶ソフトは、お茶の苦みと渋みとコクが前面に出ていて、程よい苦みであっさり感を醸し出しているところがいいですね。

 

爽やかなカレー・お茶感の強いソフトクリームとなら、合わせて豚くし焼きの完食も、「なでしこ」でなくともそんなに難しくない感じがしました。

明らかにカロリーローバーと成りますが(苦笑)


時間は結構経っていて、13:30を過ぎています。

急いでいれば東名に乗って夜遅くでも帰宅したでしょうけど、そこまで急いでリスクを上げたくないので、途中で宿泊を入れます。

まあ富士山付近は観光地ですから宿泊先は選び放題ですが、やはり有名観光地ともなれば宿泊費もそれなりになるので、リーズナブルでアメニティもそろって、できれば大浴場があるという条件で、御殿場付近のビジホを予約します。

自動車で来ていれば、日帰り温泉でのんびり休んで問答無用の車中泊ですね。


まあ、バイクで下道だと今回も735㎞を45.3㎞/リットルの燃費で、ガソリン代は3000円満たないので、極力高速も使わない事も合わせてそれだけ宿泊に予算を振り分けられる算段に成ります。


帰路は国道362号線で静岡から国道1号で、途中から国道486号で富士山を回り込んで御殿場に向かいます。


これは途中にある「オクシズの駅杉尾はなのき展望休憩所」からの景色です。


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富士山もてっぺん付近が望めます。


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此処でスマートモニターのナビ設定しようとスクリーンを触ったら、取り付け部のボルトが緩んでいてガタガタしていることが判明し、急遽工具を取り出して締めなおします。

一応車載工具以上の使える工具を入れておいて助かりました。

ちなみに神経質すぎと言われるでしょうが、自分はパンク修理材、手動の空気入れ、スターターポータブル電源、予備ヒューズ、ガムテープ、水、1リットルの予備ガソリンはシート下に入れておきます。

まあ、これを使う事が無い方が良いのですが、自分の場合「トラブルに遭遇する」星回りを持っているので(苦笑)


しかし、この国道362号線は「酷道」に近い道で、勾配がキツク曲がりくねったルートが延々と続いていて神経を使います。

それでもこういう所に集落がぽつりぽつり存在し、林業やお茶の栽培などで生活してるようです。


ようやく麓に降りてくると、自動車修理工場に何故か航空自衛隊のT3練習機が鎮座しています。

まあ、ここを下ったところに「航空自衛隊静浜基地」があり、そこで運用されていた機体(現在はT7型に機種変更済)で、用廃の機体をもらい受けたのでしょうか?


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この機体、富士重工がライセンス生産していたアメリカのビーチT34メンター練習機の後継機ですが、あちこちにメンターの血筋をうかがわせるラインが見えますね。


この日は夕方に御殿場について終了です。

旅というと宿着いた後がお楽しみというのは昭和の風習の名残で、自分は翌日に備えて体を休める為のケアが目的です。

まあ、そういったスタイルは結構一般的に成っている感じはします。

その分観光地の夜の街は厳しくなってい居るとも言えますね。


翌日は朝食をゆっくりとって7:30にホテルを出ます。

色々寄り道しようかとも考えましたが、やはり土曜日だと何処も混雑して面倒なので、来た道を戻る事にします。


往路で通った宮ケ瀬湖はせっかくなので見物しました。



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実はこのルートでなく、ヤビツ峠を抜けようとも思いましたが、通行止めの表示もあり断念しました。

秦野の国道246号線の、ヤビツに上る口のセブンイレブンには、ロードバイクが集結していましたので、もしかしたら通れたのかもしれません。

最も彼らは「表ヤビツ」だけというケースも考えて今回は断念しました。

12月2日から冬季閉鎖になるので、お楽しみは来年の春以降に持ち越しですね。


しかし、ここ裏宮ケ瀬もそうですが、途中の246号線もたくさんのロードバイクが走っていて、ブームが去ったなどという話が信じられない感じです。

もっとも、いわゆる「ガチ勢」や、逆に定年後に健康の為自転車始めましたという人達は、機材の価格高騰はどこ吹く風で、これは都市部と地方の豊かさ、要するに収入格差なども関係しているのかもしれません。


まあ、ロードバイクを嗜むなど趣味は、余程入れ込んでいなくては時間もお金も必要な趣味で、特に妻子持ちの普通の勤め人には厳しい趣味です。

自分の場合独身であったことと、自分で全部整備や改造、新規組み立ても「出来るようにした」ので、費用を抑えられた事が、この趣味を続けてこられた要因の一つだと思っています。

これらは構成要因の一つでしかなく、絶対的な理由は「大好きだからという情熱」の部分は大きかったとは思います。


と、無駄な能書きはさておき(笑)、この後八王子を避けて高尾に北上し、裏道使って青梅を経由して、やはり混雑して道が入り組んでいる入間や狭山、混雑している川越を迂回して、鶴ヶ島まで一般道で走り、そこから圏央道で五霞まで行って、新4号で宇都宮に14:30頃無事帰宅出来ました。


圏央道から東北道、北関東道の高速主体ならもっと早いのですが、やはり連続の高速走行は160ccという小排気量エンジンにはかわいそうな気がして(苦笑)

やはりエンジンがうなって、自動車ならオーバーレブの回転数で回ってい回転数が目に入ると気になってきますよね。

この日は西寄りの強風が強く、かなりの横風に煽られたという事もあります。


まあそんなこともあり、山岳路の走行も多いので、ADV160のオイル管理は厳しめに考えて、3000㎞毎の交換を実施しています。

特別な銘柄ではなく、ホンダウルトラの純正指定をこまめに変えています。


そういえば最近走っていて、轍などの路面の凹凸などを拾いやすくなったなと思ってましたが、タイヤを見る前後共にかなり減っていて、後輪はセンターのスリップサインも見えてきました。


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走行距離は約10か月で13350㎞ですが、こんなものなのでしょうか?

自分の場合「一人なのに2名乗車に近い体重」が災いして(苦笑)、自転車なども損耗は早いのですが、これは安全の為に早急に交換ですね。


ついでに一年点検も前倒しにして、気になる部分の整備もして万全の状態にしておこうと思います。


なにせ、愛車が想定外の案件で入院中の今は、このADV160が現時点長距離走れるための唯一の道具ですので、あとは、距離を走っている個体に出る、オイルポンプ故障によるエンジン焼き付きが、自分の個体に出ない事を祈るのみですね。




























この記事へのコメント

2024年11月24日 19:26
お疲れ様です。
モーターサイクルにeバイクと上手く使って生活を楽しまれてますね。
ADV160も、高速も乗れるので、選択肢が増えますので良い選択だったのでは。
まぁ、とは言え、高速では余力はないので無理をしないことですね。
ロードバイクガチ勢は、元気に走ってますね。
人それぞれの人生の楽しみ方があるので、それに合わせた自転車の楽しみ方をしたら良いかな。
なので、自分なんかはランチ、モーニングライドが多いですね。
とは言え、今朝は冷え込んだせいかロードの人を見ませんでしたね。
今日は、自分は夏用ウェアーにアームウォーマーとレッグウォーマーで走りましたが。
そちらはかなり寒いのでしょうね。
これからは路面凍結の心配もありますから、その辺を考慮して楽しんでください。
あと、年齢ととも老化からは逃れられないので、その辺も気をつけてくださいね。
安全第一で!
2024年11月24日 22:10
ブラザー弟さんへ

もともと「下道ツーリング派」で、自動車専用道の誤侵入対策や、峠や渋滞の都市部を避ける為に、高速を使う程度に考えていたので、ADV160の性能に満足していますが、やはり何時間も連続してとか天候不順の時は止めておくようにしました。
高速を安全に走るのにはやはり250㏄~のバイクになるのでしょうけど、「今のところ」は移行する計画は無いです。

ロードバイクも、環境の変化あれこれ騒がれていますが、乗り続けている人たちはそんなこと関係なく乗っていますよね。
自分も無理をしては乗らないようにしていて、天候と何より体調を優先させて楽しむようにしています。

しかし、還暦になると急激に老化が進むよという先輩方の体験談を、今身にしみて感じています。
まあこればかりは無理に抗っても仕方がないので、自然体で本当に「安全第一」で趣味を楽しんでいきます。