観光地でない、身近な所で楽しむ紅葉ツーリングあれこれ
まあ、あまり身近でないところまで遠征して、バイクで紅葉見に行った人間の書く記事じゃないですね(笑)
とはいえ今週はロードバイク、e-BIKE、オートバイで、だいたい半径50㎞以内でのツーリングで季節の変化を楽しんできました。
まずは25日に快晴で風も無い絶好のサイクリング日和という事で、本来ロードで出かける予定ではなかったのですが、急遽準備して出かけました。
いや、6月くらいから雲一つない・・・というか突き抜けた青空というのは久しぶりで、なんか半年近く湿った空気がドトーンと日本を覆っていたのが、完全に吹き飛んだような感じで、完全に「乾季」ですね。
こりゃ日本も本格的に「雨季/乾季」に成ってしまったようです。
まあ、最近夜明け前に出かける根性は何処かに逃亡してしまっているので(苦笑)、陽が出てある程度気温が上がってから出かけますが、それでも5℃は完全に冬の気候ですね。
まあそのおかげでこの澄んだ青空が拝めます。
で、鬼怒川自転車道の冬の風物詩が、「遠目で朝日を浴びて見える冠雪した富士山」です。
空気がもっと澄んでくるとはっきり見えますが、気温はさらに低くなります。
冬の日の出ツーリングも、覚悟を決めてそろそろデビューしなゃ(苦笑)
この日は、時間の都合もあり何時ものりんりんロードまではいかず、岩瀬で折り返します。
特に身体を準備したわけでなく、ウェイトオーバー状態での走行ですが、ペースを抑えて走ったこともありますが、さほど辛くも無く快適に走れます。
「悲観する程衰えてはおらずとも、楽観する程出来上がっていない」という感じで、地道にコツコツ焦らず仕上げて行くようですね。
紅葉も山間部から平地に移ってきて、ここ岩瀬付近の山々も色付いてきました。
帰路で何時ものルート上にある、市貝町の五行川ですが、冬は白鳥が飛来するところですが、おっ!もう来ていたんですね。
さて28日はオートバイで、栃木県の東部から茨城県付近の山間部を回っての紅葉ツーリングに出かけました。
まずは県境にある「鷲子山上神社」あたりから、御前山、城里、茂木辺りを回って「名も無き山間部の紅葉」を見に行きます。
人里近い里山が基本なので、植林が進んいるとほとんど「杉」で紅葉しませんが、場所を選ぶと結構綺麗な所もあります。
ここは、那珂川付近の人口湖「御前山湖」で、この辺りとか常陸大宮とか。久慈川流域とかは、結構綺麗な紅葉を拝めます。
此処「御前山湖」は、イベントのお手伝いでコースを走って初めて知った所で、「この場所なら紅葉は綺麗なはず?」と時期を狙ってやってきました。
狙い通り見事な紅葉で、完全に穴場で「知る人ぞ知る」場所なので、ほとんど人もおらず、観光地化されていない事で逆に静かでノンビリ紅葉を楽しめます。
この時点でちょうどお昼でしたので、この人ランチは、城里町の物産展示所「山桜」で天ぷら蕎麦を頂きます。
蕎麦で暖かい汁は邪道と言われますが、自分はやはり暖かい汁のそばを啜っているほうが好きですね。
此処の御出汁は昔よく食べに行ったお蕎麦屋さんの味に似ていて美味しいです。
翌29日も天気が良かったので、今度はe-BIKEのROADREXで前日光の古峰ヶ原へ行きます。
まあ、これは前回途中でリアハブフリー破損でDNFしたリベンジという事に成ります。
ウェザーニューズの紅葉エリアレーダーの画面だと、微妙に終了のような感じがしますが・・・
まあ、宇都宮市付近も郊外に行くと完全に紅葉真っ盛りです。
此処は田川の帝京大学近くの場所です。
「多気山」付近は完全に真っ盛りで綺麗ですね。
森林公園をかすめて、県道70号線でまず文挾方面に向かいます。
古賀志山も麓周囲は綺麗に紅葉していますが、うんこりゃぁ紅葉見たいだけなら、古峰ヶ原行くことは無いぞ(苦笑)
さて、文挾から見笹を抜けて、何時もの県道14号古峰ヶ原街道に出ますが、まあ麓付近は丁度綺麗ですね。
とはいえ登っていくと段々落ち葉が目立ち始めて、この大葦神社付近はほぼ完全に落葉しています。
個人的にはこういう雰囲気も好きなんですがね。
この辺りからだんだん冷たい向かい風が強くなってきて落ち葉が舞ってきて、なんか体力も落ちている感じで、神社まで行く気力がそがれてきました。
まあ、今日の所は此処「大鳥居」で勘弁してやるか(苦笑)
まあ、ガチトレーニングのライダーも含めて、周囲の状況を見て何人かはここで引き返していました。
ただ引き返してもツマラナイノデ、大芦渓谷の方に向かいますが、やはり「終了」状態で、とりあえず綺麗な紅葉で記念撮影して撤収です。
ランチは少し下ったところの「手打ちそば一庵」さんがちょうど開店時間だったのでピットインします。
で、「味噌田楽」にひかれてまずこれをほおばります。
絶妙な歯応え弾力性の柔らかいコンニャクとこの甘味噌のコンビは絶品です。
定番の天ざるセットですが、一つ一つ丁寧に作られていて美味しかったです。
最初は、あまり愛想よく相手にしてくれなかったのですが、開店直後で忙しかったかららしく、食べ終わって会計するときは「自転車じゃもう寒いでしょ」と、ご夫婦でにこやかにお話ししていただきました。
とても暖かく感じの良いお店でした。
さて帰路につきますが、下りだというのに冷たい風が巻いていて、空も黒雲が流れて寒くなってきて、なんだか体がだんだん重くなってきました。
古賀志付近ですが、冬の季節風の雲が西から流れてきていているようです。
結局朝8:00に家を出て15:00帰宅で90㎞を7時間ほど走りましたが、なんだか物凄く疲れました。
あと途中で横道にそれて走っていたらそれは林業作業用の地図に無い道で、行き止まりで引き返してきましたが、泥と水たまりを突破したので、自転車がえらい事に成ってしまいました(泣)
ワタシ、グラベルライドが好きという事は無く、好んで突入しているわけではなく(苦笑)、悪い癖で「この道行くと何処かに繋がらないかなぁ」という冒険心がいい歳こいて抜けていないので、つい変な道に行ってしまいます。
ま、ロードバイクで行ったらシクロクロスよろしく自転車を担がないと走れないような場所でも、38Cのグラベルキングのブロックタイヤだと、「えっ!こんな泥濘で?」という所でもガッチリ食い込んでくれて、オマケに柔らかい路面に車輪を取られて失速、転倒しそうな場面でも、電動のトルクアシストが効いて、ペダルを踏みこめば失速せず突破できました。
とはいえ、いい気になって走った報いは、こびりついた泥をシコシコ落とさなければいけないという形で受ける事に成りました(苦笑)
オートバイのADV160もそうですが、「悪路も多少は大丈夫」というのが実は危なくて、本格派ではなく「アドベンチャースタイル」のあくまで「多少の悪路走破性能」なので、「引き際」見誤ると痛いしっぺ返しが待ち構えています。
まあ基本は「緊急回避的に入り込んでも大丈夫」的な使い方と限界はキッチリ認識しているので無理はしません。
さて、有名観光地や名所で混雑する事のない紅葉を楽しんできましたが、いよいよ終了で、完全に冬の季節と成りました。
装備など特に追加することなく切り替えればいつでも「極寒ツーリング」に出かける事が出来ます。
その気があればですが(苦笑)
来月「師走」は、8日の「百里基地祭り」に行くのなら、それで予定しているイベントは全て終了で、話が早いですが、年末年始に向けて清掃や整理などに取り掛かるようですね。
まあなんとか無事に年を超えられればいいんですがねぇ・・・・(苦笑)
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